原則、国内FX業者は金融庁の規制の元、安心してトレードができる環境ではあります。
しかし、各社スプレッドやスワップポイント、サポート力あるいは約定力で差別化が行われています。
当記事では、FX初心者だからこそ利用しておきたいFX業者(2023年版)を具体的に紹介していきましょう。
\ 徹底的にリスクを下げて安心して始めたい方は「DMM FX」がおすすめ /
FX初心者におすすめな厳選3社の取引口座比較表
2. GMOクリック証券
3. マネーパートナーズ
(※順不同)
大きくは初心者が扱いやすい業者を選定しておりますが、細かくは下記項目を基準に選定しております。
・スプレッドが広すぎない
・ツールの使いやすさ
・手数料の低さ
・サポート体制
〇=良い
(※右にスクロール可)
DMM FX | GMOクリック証券 | マネーパートナーズ | |
---|---|---|---|
スプレッド | ◎ (米ドル/円0.2銭) | 〇 (米ドル/円0.2銭) | ◎ (米ドル/円0.3銭) |
スワップポイント (米ドル/円) | ◎ (買:+72円/売:-72円) | 〇 (買:+77円/売:-80円) | 〇 (買:+81円/売:-220円) |
〇 25倍固定 | 〇 25倍固定 | ◎ 最大25倍 | |
約定力 | 〇 | ◎ | ◎ |
最小取引通貨単位 | 10,000通貨 | 1,000通貨 | 100通貨(nano) |
ツール | ◎ | 〇 | ◎ |
手数料 | ◎ | ◎ | ◎ |
デモ口座 | あり(有効期限3か月) | あり(有効期限1か月) | あり(有効期限30日) |
取扱い通貨ペア | 〇 (20通貨ペア) | 〇 (20通貨ペア) | ◎ (28通貨ペア) |
サポート体制 | ◎ (平日24時間) | 〇 (平日7時~22時) | 〇 (平日9時~18:30) |
キャンペーン (CB=キャッシュバック) | 〇 最大20,000円CB | ◎ 最大300,000円CB | 〇 最大505,000円CB |
公式HP |
FX業界の口座開設数ランキングNo.1のDMM FX
口座開設数ランキング1位のDMM FXの特徴
※公表しているFX業者のみ。
FX業者名 | 口座開設数※ |
---|---|
DMMFX | 748,335 |
GMOクリック証券 | 666,827 |
外為オンライン | 547,325 |
外貨ex byGMO | 401,832 |
みんなのFX | 389,493 |
マネーパートナーズ | 340,483 |
SBIFXトレード | 265,958 |
ヒロセ通商 | 268,378 |
FXプライムbyGMO | 205,343 |
※2023年4月末での口座開設数。
かならずしも口座開設数=完璧とは断言できませんが、大多数の支持を得ているという点で説得力はあるデータとなります。
FX業界では新規参入組ですが、数多くの魅力で口座開設数ナンバーワンまでアッという間に上り詰めました。
DMMFXのメリット | DMMFXのデメリット |
・FX口座開設数日本1位 ・業界最狭水準のスプレッド ・クイック入金可能 ・各種手数料無料 ・24時間サポート、LINE問い合わせ対応 ・現金交換ポイントサービスあり ・デモトレードに対応 | ・最小取引単位10,000通貨 ・スキャルピングは規約上禁止
|
DMMFXのメリットは豊富
業界最狭水準のスプレッドは低コストでトレードするために必須で、事実上の手数料は非常に安いです。
クイック入金は全国380の金融機関に対応していますし、サポート時間も24時間に加えて無料通話アプリのLINEで問い合わせできるのも魅力。
ちょっとした質問で電話をするのは億劫ですし、メールで問い合わせて長文を打つのも苦手という場合、LINEはとても利用しやすい問い合わせ方法でしょう。
また取引ごとにポイントが貯まることもメリットで、新規取引10,000通貨で1ポイント=1円を付与されるので、取引するだけでお得なサービスです。
DMMFXのデメリットは最小取引単位とスキャルピング
最小取引単位10,000通貨とは具体的に、米ドル/円=100円のレートであれば、約40,000円の資金を用意しなければなりません。
数万円の資金になると手軽に始められるとは言えなえいでしょう。
また、規約上スキャルピングを禁止していることも覚えておくべきです。
DMMFXだけでなくGMOクリック証券等も規約でスキャルピングを禁止していますが、取引手法としてスキャルピングを検討している場合は注意しましょう。
スプレッド業界最小水準のGMOクリック証券(FXネオ)
他にはないスプレッド0銭で始める事ができるネオモバFX(SBI証券)の特徴
新規参入組のFX業者ですが、大手ネット証券会社のSBI証券のグループ企業である為、安心して資金を預ける事ができます。
また、国内初でT-pointがFXのトレードに活用できる仕組みがあり、これまで貯めてきたT-pointを有効活用したり、付与されたりするので普段T-pointを利用している人にとっては、使い勝手の良い業者となるでしょう。
ネオモバFXのメリット | ネオモバFXのデメリット |
・T-POINTで投資可能 ・最低取引単位が1通貨から ・米ドル/円で500通貨以下はスプレッド0 ・通貨ペアは26種類と多め ・ロスカット水準が50%以下で低い | ・口座開設時にクレジットカードの登録が必要 ・月額220円のサービス手数料が発生する ・取引通貨数が増えるとスプレッドが広がる ・クイック入金(即時入金)に対応する金融機関は住信SBIネット銀行のみ |
ネオモバFXのメリットは多い
最小取引単位が1通貨である事から、最安5円からトレードを開始する事が可能です。
また、通貨単位が500通貨までは、どの通貨ペアでも原則スプレッド0銭となります。
500通貨以上からスプレッドが発生しますが、FX業界でも最狭水準のスプレッドで提供されています。
ロスカット水準は50%と低めに設定されている為、強制的に決済されず保有ポジションの耐えられる時間が長くなります。
ネオモバFX(SBI証券)のデメリットは月額手数料とクイック入金
ネオモバというサービスの中のネオモバFXを利用する流れとなるのですが、ネオモバの総合口座を開設する事でネオモバFXが利用できることとなり、総合口座を維持するために月額費用が必要となります。
また、クイック入金に対応する金融機関が住信SBIネット銀行のみとなります。
したがって、すぐにトレードを行いたい場合に上記銀行口座がないと即入金できず、利便性にかけます。
ただ、その他のスペックでデメリット部分を凌駕している為、選んでいて損はないFX業者でしょう。
少額投資でスモールスタートで始めたいならマネーパートナーズ
少額投資を始めるのにおすすめなマネーパートナーズFXの特徴
オリコン顧客満足度で3年連続1位を獲得したマネーパートナーズ。
安定した取引環境を提供しているため、多くのトレーダーから支持を集めています。
マネーパートナーズのメリット | マネーパートナーズのデメリット |
・10年連続約定率1位 ・株式を証拠金として利用できる ・低い手数料で外貨両替ができる ・最小取引単位100通貨 | ・24時間サポートではない ・デモ口座がない |
マネーパートナーズ最大のメリットは最小取引単位100通貨
仮に米ドル/円=100円の場合、約400円の資金でFXを始められます。
約400円であれば誰でも用意できる資金なので、とりあえずFXを始めてみたい初心者には最適のFX業者になるかもしれません。
また、株式を証拠金として利用できたり約定率の高さに定評があったり、FX初心者から熟練者まで納得のメリットが複数あります。
マネーパートナーズはデモ口座やサポート時間にデメリット
FX初心者はトラブルや操作で悩むことが少なくないため、なるべくサポート時間は24時間対応のFX業者のほうが安心できるでしょう。
また、デモ口座を提供しておらずリアル口座開設前にマネーパートナーズの取引環境を知ることができないのも不便です。
【番外編】スペック別でFX初心者におすすめしたい取引口座
上記で紹介した4業者とは別で、下記項目ごとにおすすめしたいFX業者をご紹介できればと思います。
・スプレッド重視
・サポート重視
・デモトレード
スワップ重視でおすすめなFX業者
スイングトレードや長期トレードの場合、スワップポイントは非常に重要なので、少しでもスワップポイントに魅力のあるFX業者でトレードすることが大事でしょう。
スワップ重視でおすすめなLIGHT FXの特徴
みんなのFXも人気ですが、LIGHT FXも同じようなシステムでスワップポイントが高いので魅力があります。
LIGHT FXのメリット | LIGHT FXのデメリット |
・業界最高水準のスワップポイント ・業界最狭水準のスプレッド ・最小取引単位1,000通貨 ・各種手数料無料 ・24時間サポート | ・デモトレードはなし ・みんなのFXとシステムはほぼ同じ ・情報量は少ない「 |
LIGHTFXは業界最高水準のスワップポイントに魅力
最小取引単位1,000通貨ということは、米ドル/円=100円であれば約4,000円の資金を用意すればトレードができます。
約4,000円であればお小遣いの範囲で始められるため、誰でもFXを体験することができるでしょう。
また、業界最高水準のスワップポイントで、中でもメキシコペソ/円やトルコリラ/円といった高金利通貨ペアで非常に魅力があります。
高金利通貨ペアでスイングトレード以上を検討している場合、LIGHT FXのメリットを大きく受けることができるでしょう。
LIGHTFXのデメリットはデモトレードとみんなのFXとの差がほぼないこと
リアル口座開設前にLIGHT FXの取引環境がわからないので不安を感じる人もいらっしゃるでしょう。
また、みんなのFXと運営元が同じで、システムがほぼ同じです。
すでにみんなのFXの口座を所有している人にとっては、あえてLIGHT FXの口座を開設する気にならないでしょう。
スプレッド重視でおすすめなFX業者
その中でもヒロセ通商(LION FX)はスプレッドで他社以上の魅力があります。
スプレッド重視におすすめなヒロセ通商(LION FX)の特徴
東証上場企業の安心感と信頼感で数多くの顧客を抱えています。
ヒロセ通商のメリット | ヒロセ通商のデメリット |
・最小取引単位1,000通貨 ・業界最狭水準のスプレッド ・クイック入金対応 ・各種手数料無料 ・50種類以上の通貨ペア ・24時間サポート ・豊富なキャンペーン | ・スワップポイントに魅力はない ・早朝にスプレッドが広がる傾向 |
ヒロセ通商(LION FX)は米ドル/円0.2銭のスプレッドが魅力
たとえば、米ドル/円のスプレッドは0.2銭で、業界最狭水準のスプレッドを謳うFX業者でも0.3銭ということもあり、ヒロセ通商(LION FX)はもう少し低コスト。
さらに最小取引単位は1,000通貨で、数千円の資金からFXを始められます。
また、クイック入金や24時間サポートにも対応。
食料に魅力がある豊富なキャンペーンもあり、取引後の楽しみも受け取れます。
ヒロセ通商(LION FX)のスワップポイントに魅力がない
しかもマイナスのスワップポイントも高く、長期トレードに向いていません。
ヒロセ通商(LION FX)はFX業者にしては珍しくスキャルピングを推奨しているだけあり、スワップポイントに魅力がないことを自覚しているようです。
逆に言えばスキャルピングや短期トレードの人はスワップポイントは関係ないため、ヒロセ通商のデメリットは感じないことが多いでしょう。
24時間問い合わせサポートを実施するおすすめFX業者
中でも外為ジャパンの24時間問い合わせサポートに魅力があり、丁寧に対応してくれたという口コミも散見できます。
24時間サポートを実施する外為ジャパンの特徴
外為ジャパンはDMMFXと運営元が同じです。
正直のところサービスに大きな違いはありませんが、最小取引単位1,000通貨から取引できる点が外為ジャパンの特徴になるでしょう。
外為ジャパンのメリット | 外為ジャパンのデメリット |
・業界最狭水準のスプレッド ・最小取引単位1,000通貨 ・24時間サポート ・380金融機関対応のクイック入金 ・各種手数料無料 | ・DMMFXとシステム面ではほぼ同じ ・デモトレードなし ・取り扱い通貨ペア数は15で少ない |
外為ジャパンは24時間サポートと最小取引単位にメリット
また、業界最狭水準のスプレッドで低コストでFXが可能。
また、380の金融機関からクイック入金ができ、いざというときに即座に入金が反映するのは安心できるポイントです。
なにより24時間サポートに対応しているので、なにかしらトラブルに巻き込まれてもすぐにフリーダイヤルに電話して問い合わせることができます。
24時間サポートに対応していないFX業者に比べると、FX初心者は間違いなく安心してトレードができるFX業者になるでしょう。
外為ジャパンはDMMFXの下位互換に感じる点がデメリット
DMMMFXは取引ごとに現金に交換できるポイントがありますが、外為ジャパンにはありません。
他の面でも似た部分が大半で、あえて外為ジャパンの口座を開設する理由は最小取引単位の違いくらいになるでしょう。
また、デモトレードの提供をしていないのでリアル口座開設前に取引環境を体験できません。
取り扱い通貨ペア数も合計15しかなく、決して通貨ペア数の多いFX業者ではないです。
デモトレードを提供しているおすすめFX業者
しかし、まだまだデモトレード未対応のFX業者もあります。
デモトレードで取引環境がわかればリアル口座を開設する理由にもなるでしょう。
デモトレード環境がおすすめな外為オンラインの特徴
デモトレードの提供をしているため、リアル口座開設前に取引環境を体験可能。
外為オンラインのメリット | 外為オンラインのデメリット |
・iサイクル2取引に対応 ・セミナー開催数が多い ・デモトレードに対応 | ・スプレッドが広い ・スマホアプリの機能性は低い |
外為オンラインはデモトレードとセミナーにメリット
特に外為オンラインの魅力のひとつiサイクル2取引について知りたい場合、デモトレードで体験してみてはいかがでしょうか。
また、セミナーの開催数が業界トップクラスで、FX初心者から熟練者まで知識になるセミナーに参加すれば利益率が高くなるかもしれません。
他社とは違う部分にメリットがあるFX業者なので、差別化した口座を開設したい場合は検討する価値が高いです。
外為オンラインはスプレッドの広さがデメリット
具体的に米ドル/円のスプレッドは1.0銭で、業界最狭水準のスプレッドと比較すると約5倍の開きがあります。
スプレッドは事実上の手数料になるため低コストでFXをしたい場合は、大きなデメリットになるでしょう。
また、スマホアプリの取引ツールでテクニカル分析が1種類しか表示できないので、高機能のスマホアプリの取引ツールに比べると魅力はありません。
FX初心者からよくある質問
FXってどうやって利益がでるの
- 日本円で外貨を買って円安になったときに購入した外貨を売る
- 外貨を先に売って値下がりしたときに買い戻す
たとえば、1ドル=100円のときに円を売って米ドルを買ったとして、1ドル=110円になっときに米ドルを売れば10円の利益になります。
これにレバレッジをかけることで何倍もの利益になるのがFXです。
なんとなく難しく感じるかもしれませんが、1ヶ月程度FXを嗜めば円安円高といった仕組みは簡単に覚えられるため安心してください。
最初にはじめる通貨ペアでおすすめなのは?
というのも、国内FX業者の多くは米ドル/円のスプレッドが最も狭いことが多く、事実上の手数料を抑えられるという理由があります。
また、日本とアメリカは生活に密接していることも多いため、馴染みがあることや経済指標等の情報を集めることも容易いです。
加えてマイナス金利の日本は、米ドル/円のスワップポイントが意外に高く、複数の観点からFX初心者は米ドル/円を選ぶ価値があります。
FXで、どのようなトレード手法があるのか教えて
- スキャルピング
- デイトレード
- スイングトレード
- 長期トレード
- システムトレード
最近のFXトレーダーは短時間に売買を繰り返すスキャルピングが流行りです。
特にFX初心者の場合は何度も売買をしたくなりがちですが、FX業者によっては規約違反になったり通称ポジポジ病(ポジションを保有していないと気がすまない)になったりするリスクもあります。
デイトレードは一日で売買を完了する手法、スイングトレード数日から数週間の目線で売買する手法、長期トレードは数ヶ月から数年単位で売買する手法です。
そして、システムトレードとは自動売買を意味し、事前に設定した売買システムに応じて売買を行う手法です。
いずれの手法が優れているというわけではなく、自身の資金や生活環境に応じて合いそうなトレード手法を見つけるようにしましょう。
⇒FXの基本トレード手法まとめ!FX初心者はシンプルな手法から理解しよう
FXで必要な手数料は?
FXで必要な手数料は、以下のようなものを挙げられます。
- 口座開設手数料
- 口座維持管理手数料
- 入出金手数料
- 取引手数料
- ロスカット手数料
大半の国内FX業者は手数料無料でFXを行えますが、一部のFX業者はなんらかの手数料を支払う必要があるケースもあり、事前に調べておくようにしましょう。
⇒FXに関する手数料の種類をご紹介!FX13業者の比較一覧表付き
FX初心者が読むべき本は?
- テクニカル分析の本
- ファンダメンタルズ分析の本
- 資金管理の本
- 投資メンタルの本
- トレード手法の本
上記のジャンルの本を一通り読めばFXに詳しくなることができます。
ただ、正直のところ本を読めば確実に勝てるというわけではありませんし、インターネットでもFXの知識を蓄えることはできます。
大事なことは自信の取引スタイルに合ったFX業者を利用して、トレードの数をこなすことでFXの場に慣れることが最も大事でしょう。
FX初心者が必ず陥ってしまう勉強法をご存じでしょうか?
勉強は結果を出す為に行うものですが、やり方を間違えてしまうと、途方もない時間を費やす事になってしまいます。
FXの勉強の仕方について、ちょっとしたコツをご紹介しておりますので、気になる方は下記記事をご欄下さい。
FX最速勉強法1 | 通勤中に動画視聴しながらFXの勉強 |
---|---|
FX最速勉強法2 | FXアプリで少額エントリー |
FX最速勉強法3 | インプットとアプトプットをひたすら繰り返す |
FX最速勉強法4 | チャートの形を覚える |
FX最速勉強法5 | トレード記録をつける |
FXは考え方次第で利益を着実に生み出す事が可能です。
FXの特性上、短期的に利益を大きく取りに行けるので、ギャンブル性が高いようにも思えます。
ただ「FXで負けてしまう行動を徹底的に抑える事」で、着実に利益を生み出す事ができます。
ぜひ、堅実なFXライフを送るための考え方をご欄下さい。